寝違え 頭痛 吐き気

寝違えによる頭痛や吐き気は別の病気かも?

あまりにも寝違えによる痛みが強く、頭痛が起こったり吐き気まで催してしまう方もいらっしゃるかと思います。
確かに寝違えの痛みが頭に響いて頭痛が生じる場合もありますが、吐き気などの症状もみられる場合には別の病気である可能性もあるので、かなり注意する必要があります。

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その病気というのは、くも膜下出血です。実は寝違えてしまった時に生じる痛みと、くも膜下出血による頭痛はとてもよく似ているのです。
この頭痛に加えて吐き気がある場合や、目の奥に痛みがある場合はくも膜下出血の可能性が高まりますので、神経内科や脳神経外科などの病院をすぐに受診しましょう。
くも膜下出血とは、脳動脈の一部が膨らみ、血管が脆くなっている状態から、その血管が血圧の上昇によって破裂してしまって生じるもので、命に関わる病気です。突然死などにつながる場合もあり、早急な対応が必要な病気になりますので、少しでもおかしいなと感じたら、すぐに病院に行って医者に診てもらうことが重要です。
実際に患者さんの中には、寝違えの首の痛みや、頭痛・吐き気、目の奥の痛みを訴えていたところ、数日後に急逝した方もいらっしゃるそうです。

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本当におそろしいことですね…
たかが寝違えぐらいで大げさだなぁ…
と、感じる気持ちも非常に良くわかりますが、ご自分の命に関することですし、万が一の場合のご家族のことも考え、すぐに行動に移して検査を受けて下さい。
異常がなければ笑い話にでもして、ゆっくりと寝違えを治してくださいね。
病気は重症化してしまう前に早期発見・早期治療を行うことが非常に大切です。
それが自分自身を助けることにも当然つながりますし、治療費を安く抑えるという上でもとても効果的です。
目立った症状が現れていないというのに、病院に行くのは気が引けるという気持ちも非常によくわかります。
ですが、早めに病気を発見するためにも、普段定期検診などが行われているわけですので、やはり異常を感じたときには早目の対処が大切だといえるでしょう。

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