寝違え 治らない 病気

寝違えがなかなか治らない…もしかして、他の病気?

通常、寝違えは2〜3日である程度痛みが引き、せいぜい長くても1週間ほどで痛みが消えるものです。
これが2週間たっても1ヶ月たっても首や肩の痛みが引かない場合、以下の可能性が考えられます。
 1 間違った治療を行ってしまい、寝違えの症状が悪化している。
 2 寝違えだと思っていたが、実は別の病気の症状だった。

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まず、1についてですが、ついつい良かれと思って間違った治療を行ってしまうことがあります。
例えば、痛みが出ている患部を冷やしたり温めたりするタイミングを間違ってしまうことが多いです。
寝違えが起こった直後は筋肉が炎症を起こしているため、まずは水や氷、冷感湿布などで冷やし、炎症を抑えることが重要です。
寝違えてから2〜3日たって、ある程度痛みが引いてくるはずの頃には炎症が治まってきているので、今度は逆に温めて血行を良くしてあげる必要があります。
冷やすべきタイミングで温めてしまったり、温めるタイミングで冷やしてしまったりなど、間違った対処をしてしまうと、その分回復が遅れ、痛みが続いてしまう可能性があります。
きちんと対処していれば、1週間程度で完治することも多いでしょう。

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次に2についてですが、これは判断がむずかしいため、まずは病院に行かれることを強くお勧めします。
例えば、首などの痛みの他に頭痛や吐き気、目の奥の痛みがあれば、くも膜下出血の可能性も高く、命に関わる重大な病気ということになります。
また、しびれの症状があれば、頚椎椎間板ヘルニアという可能性も考えられますし、他にもさまざまな病気の可能性は考えられます。
たかが寝違えと軽視していると、実は別の大きな問題だったということも少なくありません。
あまりにも寝違えの症状が続く場合や、寝違えにしては症状の種類がおかしいなどと感じたら、素人の判断で決定せずに、専門家であるお医者さんに相談することが何よりも重要です。
検査だけでも受けて、症状を改善していくようにしましょう。

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