寝違え 腕 しびれ

寝違えで腕がしびれる。その症状、別の病気かも…

寝違えてしまって、手や腕がしびれる…
中には単純な痛みだけではなく、しびれを伴う症状が現れる方もいらっしゃるようです。
基本的に寝違えというのは筋肉の炎症なのですが、どうしてしびれの症状まで出てしまうのでしょうか?
実は、しびれという症状は筋肉の炎症ではなく、神経系の障害です。

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筋肉が損傷しているだけであれば、まずしびれではなく痛みの症状が強くなってきます。
具体的な病名としては頚椎椎間板ヘルニアがあります。
頚椎椎間板ヘルニアは首の椎間板がつぶれて本来あるべき場所から飛び出して神経を圧迫し、首の痛みや腕のしびれが現れるものです。
しびれの他にも筋力低下などの症状が現れることがあります。
頚椎椎間板ヘルニアになりやすい年齢層としては50代に多いと言われており、ご自身の症状なども再度確認した上で、病院で相談されるのがよろしいかと思います。
「ただの寝違えだと思っていたのに、他の病気だったなんて…」
と恐ろしく感じる方もいらっしゃるかと思いますが、頚椎椎間板ヘルニアであった場合にはそこまで恐れる必要もありません。

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というのも、お医者さんと相談しながら、あとは自然経過でもよくなる場合が多いものだからです。
そのため、いきなり手術が必要になるとか、突然体が動けなくなってしまうなどということはまずありません。
ただし、単なる寝違えだからと軽視しているのも良い状態とは言えないので、しびれ症状等がみられる場合は、まず病院に行って検査を受けましょう。
もしかすると、今回ご紹介した頚椎椎間板ヘルニアではなく、他の神経系の問題である可能性もありますし、何より痛みやしびれがずっと続いてしまうのは非常に辛いことですものね。
自分ではその症状の原因が何なのかすらも判断ができないことの方がほとんどです。
そのような状況を早く改善するためにも、自己判断で放置するのではなく、きちんと病院に行って必要な治療を行うことが大切になってきますね。

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